2002年7月

Peach Dreamの本編でも度々登場する謎の人物「まり子の父」が、気ままに書いた不定期日記です

  

PeachDream工事開始

2002/7/8撮影(継はぎ写真でスミマセン)

7月6日(土)


<楽しいもの>

1週間振りの日記。日記というより週記になって来た・・・

今日は生命保険加入のための健康診断で近所の診療所へ。帰ってきてから庭のミカンの木の枝を伐採。
一休みして娘と買い物。今日の買い物の成果は写真の通り。

実はこの他にも買ったのだが、ちょっとお気に入りのモノだけ撮影。
写真上は5色CD-R。同じ機能ならキレイな方がいいじゃん!実はこのCD-R、おもてだけでなく裏も同じ色。つまり、あのピカピカに光る記録面まで色付きという楽しいもの。
黒以外は何となく想像つくだろうが黒が笑っちゃう。輝きの無い黒なのだ。そうレコード盤にそっくり!
どちらも音が出るのは同じだけど、何かおかしい。

写真下は、これまた普通じゃないもの。
プリンタ用紙なのだが、5種類の用紙が数枚づつ入っている「バラエティパック」というもの。PeachDreamの会員カードの紙質を色々検討していたのだが、実際に印刷してみないと判らない。そこで見つけたのがコレ。
試供品?が無い世界だけに、割高だが期待外れの用紙を大量に残してしまうよりは良い。
以前から使ってみたかった「艶消し写真用紙」や「マットペーパー」も入ってる。楽しいじゃないか!

こういう楽しいもの大好きだ!
7月7日(日)

<車の花粉症「キウイ化現象」>

私は幸いにも花粉症は無い。しかし車が花粉症である。
別名「車がキウイ」なのである。
当家には車が3台あるのでガレージ(いわゆる庭)には入りきれず、私の車は近所の農家の庭先を借用している。
ただし上にはキウイの棚が。そう、キウイの木の下が駐車場なのである。
毎年、春先になるとキウイの花粉(と思う)が車のボディーに点々とくっ付くのだ。これが洗車しても落ちないのだ。
今年は横着をしてずっとボディーカバーをしなかったので、車がもう少しでキウイになりそうだった。そこで今日は朝から大洗車作戦を実行。
娘に手伝ってもらい、まず水でホコリを落とし、次に家庭用洗剤のスプレーを大量にかけ、スポンジでこする。車の屋根半分をやったところで力尽きて、昨年購入した回転スポンジを使用。道具箱から電動ドリルを出して円形スポンジを取り付けてウインウインと。数時間かけても完全には落とし切れず妥協。その後スタンドに行き、ワックス洗車(機械)。まあ良く見なければ目立たない程度にはなったが、良く見れば点点が未だ一杯。まあ仕方ない。これ以上のキウイ化を防止するために今日から毎日ボディーカバーだ、あ〜あ。

さて今日は七夕。
近所の知り合いのおばさんが笹を持って来てくれた。
風の強い日だったが、娘が短冊を作ったので、ベランダに飾ってみた。一応、季節物という事で。
7月8日(月)
<いよいよ開店準備>

昨日の大重労働がたたり、朝から絶不調。とりあえず会社に行ったもののPM4時に仕事を断念し帰宅。PM7時近くまで寝る。

今日からPeachDreamの店舗工事開始。いよいよ店舗を構えます。近々に本編でも大々的にご紹介します!
7月9日(火)
<休み>

昨日の不調が今だ続き、今日は会社を休んだ。
うちの会社は毎年7月に年次休暇が貰える。昨年の繰り越し20日+今年20日=40日だ。
でもね、年に40日も休んだら上司から白い目で見られる。管理職になった今でも同じ。何のための労働基準法だろう。

さて休んでも仕事は誰もやってくれない。よって休養(休憩では無い。療養に近い休養である)しつつ、且つ自宅で仕事をする。
会社に行ってるのと同じくらい疲れた・・・

PeachDream工事は2日目になり壁が出来てきた。遮音材入りなり。
7月10日(水)
<心が痛む出来事@子供を忘れた父親>

娘が2歳くらいの時、亡き義父母と一緒に温泉旅行に出かけた。

楽しい旅行だった。夕飯のあとに娯楽室へ。そこにはゲーム機がいくつか置かれていた。娘には好きなゲームをしなさいと言って100円を渡した。

家内は育児、私は仕事であまり息抜きをする機会が無かったので、ゲーム機に妙に誘われた。家内と二人でひとつのゲーム機に熱中していた。暫くしてふと気がついて娘は?と見回した。
そこには、何をどうして良いか判るはずも無い2歳の娘が、100円玉をギュッと握り締めて、別のゲーム機の前でじっと画面を見つめて立っていた。

あー、ごめん!放っておいてごめん。いくらお金を持っていても、やり方は判らないよな。本当にごめん。
放っておいて自分達だけ熱中していた父。本当に申し訳なく思った。親として落第だと思った。どうして良いか判らず一人で居た娘を思うと涙が出そうになった。

今でも思い出す度に胸が締め付けられる思いがする。親になって初めての、忘れられない苦い思い出。
7月13日(土)


<心が痛む出来事A子の心親知らず>

平日は、朝は子供の学校の方が早く、夜は会社から帰る方が遅く子供には会えない。だから休日は子供と一緒に居たい。

一方、休日は平日には出来ないやりたい事がある。自分の中では子供と遊ぶより優先だった。

だから休日は、子供は子供のやりたい事をさせながら、自分は自分のやりたい事をしていた。
自分は子供と一緒に居る事で満足だったし、子供も私と居るだけで満足していると思っていた。

ある休日、子供が言った。「今日、お父さんのやる事をメモに書いてあげる。まず洗車、次がパソコン、次が私と遊ぶ・・・あっ、これは無しでいいや、お父さん遊ぶのヤダもんね」

えっ?!思わず絶句した。
子供は平日会えない私と遊びたかったのだ。でも私が自分と遊ぶ事をあまり好いていない事を感じ取っていたのだ。さらに、それを言わずに我慢していたのだ。そして気遣う様に何気なく言ってみたのだ。

子供は寂しかったに違いない。それに全く気付かず、自分のやりたい事しかしてなかった。何というだらしない親だ。心から反省した。こんな手紙を貰える資格は無い。

親になって初めての、子供に言われた心に突き刺さる言葉だった。

  




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