2005年3月(弥生yayoi

Peach Dreamの本編でも度々登場する謎の人物「まり子の父」が、気ままに書いた不定期日記です

   


暖かく <2005/3/5撮影>

週末になると雪が降る。でも晴れた日中は、車の中が暑い位の日和になった。
梅も8分咲き。学校の卒業式を迎える3月となった。

3月5日(土) <失敗!>
この土日は仕事を持ち帰っており外出どころでは無いのだが、これも気分転換と妻と娘の買物に付き合う。
今日は娘の卒業式の服などを買うのだ。今や「子供用フォーマル」なんて売場があって驚き。私が小学生の頃はそんなの無かった(か忘れてる)と思う。
服と靴と、中学通学用のリュックを買って昼食。
食後、車で聴くCDを作るのに経済的なCD−RWにしようとメディアを購入。しかし夜に気づいた。CD−RWはカー家のコンポでは再生できない!
そう言えばそうだった。うっかりしていた。
仕方ない、これはデータCDとして利用しよう。
購入時は事前調査を怠らずに・・・

3月8日(火) <成功!!>
全く諦めていたのだが、「もしかしたら」もあるので、消去する前に一応CD−RWを車のCDデッキにかけてみた。驚き。聴けた!聴けるじゃないか!! 何の問題も無く聴ける。
結局、家のCDコンポがRWに対応していなかっただけの事になる。家のCDデッキはKENWOODで、A級アンプとコンポになった割と良いもの。(A級アンプとは増幅器の一番良い特性の部分を贅沢に使うタイプ。他にB級、AB級などがある)
対して車のCDデッキは何の便利機能も無い普通品。でもCD−RWが使えるのは大きな違い。やるじゃない、車メーカー! 

ただ昔のカセットは録音/消去どちらも出来たし消せるのが当たり前だった。そう考えると消せないCD−Rの方が一般的というのは時代も変わった。

3月12日(土) <40歳超えて花粉症!?>
朝から大量の鼻水と多数のくしゃみ更にはなみだ目。熱も頭痛も喉荒れも無い。これは先週あたりから出始めた症状で、朝起きたとき、家や会社ビルの外に出た時に発症する。って事は花粉症ですかい? カンベンして下さいよ、これだけは掛かりたく無かったし、田舎育ちの自分は掛からない病気だと思っていた。
午前中は保湿ティッシュと友達になって、午後遅くにやっとマウスに着手。
今日は電池パックの改造。2004マウスとはホイールのサイズ等が違うので電池8本の配置がそのまま流用できない。でもってパズルの様に電池のレイアウトを検討した結果写真の配置に決めた。
今回の掟破りのハンダ付けは、リード線でなくソルダーウイック(ハンダ吸い取り線)で行なう。物干し竿チューブを収縮させる時に、全体的に若干歪んでしまったが、まあこれで取り付けてみましょう。
さあ、明日はいよいよ動かすぞ!

3月13日(日) <春なのに♪・・・>
梅の花をバックに雪が降る。
3月も10日を過ぎて、あと少しで卒業式シーズン。卒業式と入学式は桜の季節。それを目前に控えて雪とは、何とも判らない気候になったもんだ。

マウスを動かしてみる。駆動系のプログラムは1年半振りに見るので、内容をすっかり忘れている。
PWM制御を思い出すだけで大変だった。元々無い記憶力が加速度的に減衰している・・・
 右の車輪は動くが左が動かない。アレコレ試している内に電池切れ。急速充電器を持っていないので今週のマウスは終わりとなった。

3月19日(土) <3連休1日目:深いぞ「電池パック」製作>
今日から3連休。仕事は一切忘れてマウスに没頭する予定。初日の今日は歪んでいた電池パックのやり直し。今回のマウスの構造上、電池パックが歪んでいると問題がある。収縮チューブでパッキングする時に反り等が出てしまうので、思い切って最初に電池同士を瞬間接着剤で固定してしまう。直角出しの治具も製作し、必要に応じて爪楊枝で補強もした。でチューブでパッキング。反りも少なく平面には仕上がったが、綺麗とは言えない仕上がり。使う分には問題ないが、やるならきちんとやりたい。悩んだ末に再チャレンジする事にした。
再チャレンジの結果が左の写真。左端にシワが出来た。これも実用上は問題無いが気に入らない・・・
電池パック製作で判った事。
1.収縮チューブ(物干竿用)は塩ビ。これを接着するには接着剤を選ぶべし。普通のアロンアルファじゃ着かない。
2.収縮チューブにも「目」がある。均等に収縮する訳では無い。「目」を間違えると予想外の方向に大きく縮まってしまい、シワや寸法足らずの結果になる。
たかが電池パック、でも奥が深いぞ。

そんなこんなで未だ充電してない事に気づく!

3月20日(日) <3連休2日目:充電そして故障究明>
ひたすら充電。何せ測定器と呼べるのはテスターしか無いから、ご覧の様にシャント抵抗の電圧=充電電流を監視しながらの充電。1C強の準定電流充電なので15時間掛かる。急いではいないから時間は掛かっても良いが、その間ずっと異常がないか気にしないといけないのが辛い。
充電の間、何もしないのも何なので006P−9Vの乾電池を買って来てハードチェック。相変わらず片方の車輪が回らない。ロジックICの出力電圧が異常値だ。ロジックICが壊れる事は滅多に無いだろうから、後段のモータドライバが怪しい。実は最初に組上げた時に、モーターへ接続する配線をナットで挟んでしまったのに気づかず電源ONしてしまった。ちなみにこのナットはアースに接続されている。即ちHブリッジ回路でいうHOT側FETをショートした事になる。きっとこれだ、あ〜あ。

3月21日(月) <3連休3日目:今度はビデオの電源だ>
早速、千石電商に発注。400円程度のICに送料600円はどうかという事で、ちょっと工具も発注した。急がないので週末に配達日指定。
 3日後は娘の卒業式。会社の大事な会議とブッキングしてしまい、仕方なく会社に行く事にしていたが、娘から「来て欲しい」と言われ熟考の末会社を休む事にした。仕事は私の代わりが幾らでも居るが娘の父親は私だけだから。
 折角ならビデオを撮ろうと電池を検討。専用のリチウムイオン電池は数年前から使い物にならず。でも買うと1万円近くするので別の方法を考える。取り敢えずヤマダ電気で2500mAhの単三Ni-MH4本付き急速充電器を購入(写真左)。充電しながら乾電池の可能性も検討(写真右)。結果、アルカリ単一3本直列なら10分以上撮影できる事が判った。10分じゃ短いな。
 続いて充電完了したNi-MHで実験。専用のリチウムイオン電池が2600mAhだから同程度の60分撮影が可能になると期待。ところがまったく駄目。規定の3本(3.6V)では電源が入らない。思い切って4本(4.8V)でやっと電源は入るがカメラモードにしたりビデオで再生しようとすると一気に電圧が下がり電源OFFしてしまう。内部抵抗が小さいNi-MHなのに何故? 解明できぬまま寝る。

3月22日(火) <ニッケル水素断念>
今日は会社から帰って来て昨日に引き続きNi-MHを実験。
もしかして突入電流で電圧降下するのは電池ボックスの接触抵抗では?と思い、いっそ電池をハンダ付けしようかとも考えたが充電できなくなるので保留。
写真は以前買った単一サイズのNi-MHで5500mAhである。2本しか無い事と充電に20時間位かかるので今回は見送るが、次回のために検討課題としよう。上手くいけばカメラ専用のバッテリーの2倍の容量なので2時間近く撮影できそう。
今回は高額出費を覚悟で乾電池に決めた。

3月24日(木) <無事修了!>
昨夜は乾電池を買い込んで深夜までハンダ付け。
3本直列を1パックとして、これを4パック並列接続。しめて12本の乾電池を使用。出来栄えはご覧の通りで、カメラより大きい。
でも、今日の卒業式は最後までトラブル無く撮影できた。

去年までは気にもしなかったが自分の子供がいざ卒業式となると感動もの。記念の映像を撮っておけて良かった。

3月26日(土) <良かった事2つ>
 世界一受けたい授業で応募した米村でんじろうのペーパーブーメランが当選した。中身も嬉しいが本物の日テレの封筒が自宅にあるというのが何か優越感。
 3/21に発注した工具は、サンハヤトの「はんだシュッ太郎」というコメントのしようの無い品名の工具。これはハンダ吸引器(スッポン)とハンダゴテを合体させたもの。この手の電動タイプはあるが高額で買えない。これは3千円程度なので決心すれば買える。使い勝手はすこぶる良い。ただ吸引器のボタンが上部にありコテを握る形で持たないといけない。できれば基本の筆の持ち方で使えると尚良かった。しかし、これは最近ではマイ満足度上位の買物だった。

3月27日(日) <3D結線>
モータードライバICの故障だと思ったら違った。交換しても動作は変わらなかったから。
だとすると前段のロジックICが故障したのか!ドライバICと一緒に発注しておこうと思ったが10個単位でしか発注できなかったので勿体無いからやめたのだ。手持ちにHC08が無かったから、HC00とHC14で代替。アートワークした基板の弱点はこういう時に部品を増やせない事にある。仕方なく3D構造にしてみた。スゲー
ところが、ところがだ、これでも不具合解決せず。
ON/OFF信号とPWM信号のANDをとってドライバに加えているのだが、何故かAND出力が2V程度に落ちてしまう。単品では正常なのに。不可解・・・



  


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